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万年修行僧MANNEN SHUGYOSO
横幅にゆとりのあるJAL SUITEのファーストクラス座席。
日本航空(Japan Airlines)|搭乗レビュー|2026年下半期

JAL JL31 羽田→バンコク ファーストクラス搭乗記

横幅にゆとりのあるJAL SUITEのファーストクラス座席。

羽田からバンコクへ向かうJL31で、JAL SUITEのファーストクラスに搭乗しました。横幅にゆとりのある座席と、松茸の香りが印象に残る和食。昼便の機内で、座席や食事、サービスをゆっくり体験できました。

搭乗クラスファーストクラス
機材・座席Boeing 777-300ERJAL SUITE
飛行時間5時間38分
利用方法アップグレード
01

今回の搭乗について

昼便だから楽しめた、JAL SUITEと和食

羽田からバンコクへ向かうJL31で、777-300ERのファーストクラス「JAL SUITE」に搭乗しました。旧世代の座席ですが、横幅のゆとり、中央席でも隣が気になりにくい仕切り、丁寧なメンテナンスにより、ファーストクラスらしい快適さがありました。

今回の魅力は座席だけではありません。羽田の専用チェックインから出国、ファーストクラスラウンジまでがスムーズで、機内では松茸の香りが印象的な和食と、自然な気配りのあるサービスを楽しめました。昼便なので、食事も座席もサービスも慌ただしく切り上げずに味わえることが良かったです。

IFEや座席コントローラーの古さ、機内Wi-Fiの遅さは気になるものの、羽田〜バンコクでファーストクラスを選ぶなら優先したい便だと感じました。

02

今回の評価(5点満点)

座席・機内食の評価

機内の項目別評価(5点満点)

座席
4/5
機内食
4/5
03

フライト情報

羽田(HND)からバンコク(BKK)へのルートマップ
羽田(HND)からバンコク(BKK)へのルートマップ。路線の位置関係を示す参考図です。実際の飛行経路ではありません。

アップグレードの利用条件

今回はマイルを利用してのアップグレードです。ファーストクラスへのアップグレードは予約クラスJ,C,D,Iのみ対応可能です。

一部対象外の運賃があります。詳しい条件はJAL公式のアップグレード特典案内をご確認ください。

路線

羽田(HND)からバンコク(BKK)へ向かうJL31に搭乗しました。

今回の運航時刻

時刻は各空港の現地時刻です。羽田を11:12に離陸し、バンコクに14:50に着陸しました。空中時間は5時間38分でした。

定刻と実際の離着陸時刻(現地時刻)
区分・空港定刻実際
出発羽田定刻出発10:40実際の離陸11:12
到着バンコク定刻到着15:10実際の着陸14:50
空中時間5時間38分
羽田の時間帯UTC+9
バンコクの時間帯UTC+7

区間距離の参考

区間距離の記録は2,852マイル、約4,590kmです。路線の参考距離であり、今回の実際の飛行経路を測った距離ではありません。

今回獲得したマイル・FLY ONポイント

今回は8,348マイルと5,779 FOPを獲得しました。マイルによるアップグレードでも、積算は元の航空券の条件に基づきます。

今回の獲得マイル8,348 マイル

基本マイル 3,586
ボーナスマイル 4,762

今回の獲得FOP5,779 FLY ONポイント

有償航空券での獲得数は、予約クラスや会員ステイタスによって変わります。

04

出発空港・ラウンジ

空港到着・出発手続き|JAL First Class Entrance

羽田第3ターミナルでは、JAL First Class Entranceを利用しました。到着時はほかに利用者がおらず、待ち時間はありません。

ファーストクラス専用の保安検査も、出国審査も列がなく、とてもスムーズでした。空港に着いてから、出国後のファーストクラスラウンジに入るまで18分です。

到着時はほかに利用者がおらず、待ち時間なく手続きできました。
到着時はほかに利用者がおらず、待ち時間なく手続きできました。
空港到着
09:28
JAL First Class Entrance
09:31
チェックイン待ち
なし
専用保安検査
09:41
出国審査通過
09:42
保安検査・出国審査の列
なし
空港到着→ラウンジ
18分

ラウンジ|JALファーストクラスラウンジ

朝のJALファーストクラスラウンジには25分ほど滞在しました。メインラウンジには適度に利用者がいましたが、席の確保に困ることはありません。

ラウンジ名
JALファーストクラスラウンジ
利用資格
JAL First Class搭乗
利用時間帯
朝(09:46–10:11)
混雑・着席状況
適度に利用者がいたが、席の確保に困らなかった

真鯛と鮪の寿司

鮨 鶴亭でいただいたのは、真鯛と鮪の寿司です。ネタがかなり厚切りで、食べ応えがあります。寿司のほかにサラダ、スープ、フルーツもいただきました。

真鯛と鮪は厚切りで、食べ応えがありました。
真鯛と鮪は厚切りで、食べ応えがありました。
寿司のほかに、スープとフルーツもいただきました。
寿司のほかに、スープとフルーツもいただきました。

RED SUITEの空間

RED SUITEものぞいてみました。ダイニングとはまた違う雰囲気のラウンジです。

RED SUITEの内観
RED SUITEの内観

ラウンジの飲み物と設備

ラウンジにはJoseph Perrierなども用意されていました。ダイニングにはテーブル席があります。今回はシャワーを利用していません。

ファーストクラスラウンジのWi-Fi

ファーストクラスラウンジでWi-Fiの速度を測ってみました。測定結果は次の2件です。

測定結果 1

下り(Mbps)35.0
上り(Mbps)46.1
遅延(ms)6

測定結果 2

下り(Mbps)28.3
上り(Mbps)78.7
遅延(ms)7

搭乗|147番ゲートからグループ1で搭乗

ラウンジから147番搭乗口までは歩いて4分でした。ファーストクラスはグループ1での案内で、その順番で機内へ入りました。

ラウンジ→搭乗口
徒歩4分
搭乗口到着
10:15
搭乗開始
10:28
実際の搭乗時刻
10:30
搭乗グループ
グループ1
05

座席・機内での過ごし方

座席の広さ・使い心地

JAL SUITEは旧世代の座席ですが、横幅にゆとりがあり、ファーストクラスとして十分に良い座席だと感じました。中央席でもパーティションを上げると隣の席がほとんど見えず、プライバシーの高さを感じます。

収納は頭上に余裕があり、足元の下にも小型のスーツケースを置けそうな空間があります。座席まわりは手入れが行き届いていて、古さを感じさせません。

座席の寸法はJAL公表の製品仕様です。

モニターの前にも横にも、余裕のある空間。
モニターの前にも横にも、余裕のある空間。
座席配列
1-2-1
シート幅
約58cm
通路アクセス
全席直接通路
リクライニング方式
フルフラット
ベッド最大長
約199cm
ベッド最大幅
約84cm

座席・モニターの操作

一方で、操作まわりには世代の古さを感じます。個人モニターはコントローラーで操作する方式で、正直、操作性は良くありません。座席のコントローラーも旧世代です。

座席まわりの備品

座席には、ポーチやスキンケア用品が用意されていました。
座席には、ポーチやスキンケア用品が用意されていました。
ファーストクラスのスリッパはビジネスクラスと同様です。
ファーストクラスのスリッパはビジネスクラスと同様です。

休息・寝心地

フルフラットの座席にマットレスを敷くと快適に休め、到着時にも疲れを感じませんでした。昼便なので睡眠が中心ではなく、起こしてもらう必要もありませんでした。

座席
フルフラット
寝具
マットレス
到着時の疲労感
なし

機内サービス

名前を呼んで対応してもらえたことに加え、気配りが自然でした。食事を出すペース、飲み物の補充、お願いしたことへの反応も良く、過剰に感じることも、放っておかれる感じもありません。

食事のペース
良好
飲み物の補充
自然な気配り
依頼への反応
良好

電源・USB・Wi-Fi・個人モニター

座席脇には110Vの電源とUSB-A端子があります。23インチの個人モニターに加えて、機内Wi-Fiも利用しました。

個人モニターには、バンコクへ向かうルートが表示されていました。
個人モニターには、バンコクへ向かうルートが表示されていました。
AC電源
あり(110V)
USB
USB-A
Wi-Fi
あり
個人モニター
あり(23インチ)

機内Wi-Fiの実測

今回の機内Wi-Fiの測定結果です。速度は遅めですが、テキストメッセージのやり取りには使えました。

今回の実測:下り2.96Mbps・上り1.97Mbps・遅延163ms。

06

機内食・飲み物

和食を選択

機内では和食を選びました。機内食としてかなり高水準で、美味しくいただきました。食事の評価は4/5です。

食事の評価は今回実際にいただいた機内食についてのもので、飲料は含めていません。

食事は、こちらの一皿から。
食事は、こちらの一皿から。

前菜・椀物

前菜では小松菜のトリュフソースが特に好印象で、椀物も飛行機の中とは思えないほどおいしかったです。

前菜では、小松菜のトリュフソースが特に印象に残りました。
前菜では、小松菜のトリュフソースが特に印象に残りました。
椀物も、飛行機の中とは思えないおいしさでした。
椀物も、飛行機の中とは思えないおいしさでした。

松茸料理と丹波黒鶏のごはん

いちばん印象に残ったのは、松茸と里芋に醤油餡を合わせ、キャビアを添えた一皿です。松茸の香りとキャビアの塩味の組み合わせがとても良かったです。丹波黒鶏のごはんもおいしく、和食全体の完成度は、機内食としてかなり高いと感じました。

松茸の香りとキャビアの塩味。今回いちばん印象に残った一皿です。
松茸の香りとキャビアの塩味。今回いちばん印象に残った一皿です。
丹波黒鶏のごはんまで、和食の満足感が続きます。
丹波黒鶏のごはんまで、和食の満足感が続きます。

甘味・食後のチョコレート

甘味は甘さと塩味のバランスが良く、食後にはJEAN-PAUL HÉVINのチョコレートも追加でいただきました。

甘味は、甘さと塩味のバランスが好みでした。
甘味は、甘さと塩味のバランスが好みでした。
食後には、JEAN-PAUL HÉVINのチョコレートも追加で。
食後には、JEAN-PAUL HÉVINのチョコレートも追加で。

搭乗時の提供機内食メニュー

搭乗時の提供ドリンクメニュー

ファーストクラスの提供一覧です。

07

到着後

バンコク到着|国際線の乗り継ぎへ

バンコクではD7ゲートのボーディングブリッジに到着しました。ファーストクラスだったので、降機が始まると同時に機内を出ています。預け荷物はなく、そのまま国際線の乗り継ぎへ進みました。タイには入国していないため、入国審査や税関の通過はありません。

入国・乗継
国際線乗継(入国しない)
預け荷物
なし
税関通過時刻
対象外(乗継)
着陸→税関通過
対象外(乗継)
08

今回の振り返り

どんな人に合うフライトか

JAL SUITEの広さとプライバシー、和食の完成度、古いプロダクトでも快適に保たれた状態が、このフライトの良さでした。松茸とキャビアの組み合わせは特に記憶に残っています。名前を呼んで接してくれる自然なサービスも心地よく、到着時に疲労感がありませんでした。

気になるのはコントローラー中心の操作系と低速なWi-Fiです。新しい機内設備や長時間のオンライン作業を重視するなら、この点は期待を調整した方がよいと思います。

JAL SUITEだけを目的に何が何でもこの便を選ぶほどではありませんが、マイルなどを使ってJALのファーストクラスを体験したい人には十分楽しめる内容でした。睡眠中心になりやすい夜便より、昼便のJL31の方が座席・食事・サービスを一通り味わいやすく、羽田〜バンコクならかなり優先して選びたいです。